ある年の私の誕生日の次の日に娘は生まれました。予定日は1ヶ月程先だったのですが、娘はこの日を選んで産まれてきてくれたのです。
初めての出産で私は凄く不安がありましたが娘も頑張っているから私も頑張ろうと思いました。
助産師の方が「初めてにしては上手だったよ!よく頑張ったね!」と言ってくれたことがすごく嬉しかったです。
私は胸の上で小さな小さな娘を抱き「生まれてきてくれてありがとう」と伝えました。
初めての育児
妊娠生活が終わったと同時に休む暇なく次は子育ての始まりです。出産終わりの体はものすごく疲れているがそうは言っていられません。
夜中の3時間おきの授乳とオムツ交換、胸はパンパンに張っていて凄く痛く熱を持っています。
娘も吸い方がまだわからないのでうまく吸えないし私も初めての授乳なのでうまくあげられず娘は泣き叫んでしまいます。
なれない手つきで抱っこをし一生懸命泣き止ませようとしますが中々泣き止まないのです。
そこに助産師の方がきて授乳の仕方などを優しく丁寧に教えてくれました。私も娘も少しずつ授乳がうまくなっていき段々と飲めるようになっていきました。
抱っこも慣れてきて娘は抱っこで泣き止んでくれるようになりました。泣き止んだところで母乳を飲ませるとすぐ眠りにつきます。
それがものすごく可愛いくて辛いけど頑張ろう強くなろうと思えるようになりました。
産後一週間の入院では沢山の事を学びました、授乳だけではなく沐浴などの仕方も学びました。寝不足続きでしたが沐浴して気持ちよさそうな顔をしている娘をみてまた癒されます。
これからは助産師の方はいない
産後一週間の入院を終えていよいよ自宅に戻ります。
今まではわからないことなどは助産師の方に教えて頂いたり助けていただきましたがこれからは自分ですべてやらなければいけません。
不安の二文字が頭から離れませんでした、子育てに加えて家のこともしなければいけなかったし出産の疲れ夜中の授乳の寝不足や昼間の家事やらで私の体はすっかり疲れきってしまい主人に当たって喧嘩をする事も増えていきました。
主人は仕事が仕事がで中々家のことも子育ても協力はしてくれません。
主人がダメなら私がしっかりしないとと思い私は毎日軽く手を抜きながら家事と育児を頑張っています。
娘と一緒にお昼
最初の頃は時間をうまく利用する事ができなく娘が寝ている間に家事を終わらせようと頑張りすぎていました。
でもそれでは体がもちません。なので娘が寝ている間少しでも一緒にお昼寝をすることにしたのです。
そうすることにより私は主人にも娘にも優しく接する事ができるようになりほかの家事などにも力を入れてできるようになりました。
休日の過ごし方
娘もどんどん成長していき外に出る機会も増えていきました。
前よりも授乳の間隔や寝ている時間が長くなってきたので育てやすくもなってきたのです。外に出ると疲れるのか夜もぐっすり朝までねる時が出てくるようになりました。
私も外に出る機会が増えてくるとストレスの発散にもなっていたのでとても気持ちが穏やかになっていきました。
子どもの成長は早く、お出かけすると周りをキョロキョロ見渡し興味があるものには手を伸ばすようになりそれを見た時、私は最初不安が凄くあったけど娘はちゃんと成長しているんだなと安心にかわりました。
ごめんねとありがとう
私は娘と一緒にいるなかで「こんなママでごめんね」と思うこと何度もありました。
だけど今は逆に「こんなママのところに産まれてきてくれてありがとう」と思う気持ちにかわりました。
娘に暗い顔を見せると娘も不安になり悲しくなります、だから私はその顔を見せるのではなくいつもありがとうという気持ちで笑顔を見せるようにと思いました。
そうすることで娘もにこにこ笑ってくれるのです。
娘が1歳になってもまだまだ新米なママだけど日々勉強だと思って過ごしています。
まだまだ1人で大丈夫となるまでは先ですが私のところに生まれてきてよかったと思って貰えるように頑張りたいなと娘の笑顔をみて思います。
これからの娘の成長がとても楽しみです。