赤ちゃんが生まれると、ママは四六時中お世話で大忙し。授乳、抱っこ、寝かしつけ、それは幸せな時間に違いないのですが、ちょっと連れて出たい時、用事をしたい時に抱っこやおんぶをしたままママの両手が自由になると嬉しいですよね?
そこで、育児の必須アイテムと言えば抱っこ紐&おんぶ紐です。
昔はこれらを別に用意する家庭も多かったのですが、最近は両機能が一体化した1台2役のものが人気です。
この2WAY機能をもつ抱っこ紐の中でも爆発的に売れている商品がエルゴのベビーキャリア。
今回は、エルゴベビーキャリア人気の秘密と適切な使用時期についてです。
エルゴのベビーキャリアがあれば新生児から縦抱っこができる?
エルゴのベビーキャリア オリジナル
新生児から使用できる抱っこ紐と言うと、横抱きのまま使用できるスリングタイプのもの思い浮かべる方も多いのでは?
しかし、実際には縦抱きできる抱っこ紐がかなり多いですし、赤ちゃんの骨格形成のためにも外界への興味を広げるためにも、首据わり以降は積極的に縦抱っこに切り替えた方が良いと言われています。
赤ちゃんを抱っこする時に大切なのは、赤ちゃんが抱っこされた状態で自然な姿勢をとることができていること。
自然な姿勢とは、脚がM字に開脚している開脚姿勢、背骨のカーブがCラインで丸まっている姿勢のことを指します。
すなわちこの姿勢であることが赤ちゃんの本来の正しい姿勢であり、自然とこの姿勢をとるよう誘導できる抱っこ紐の使用が赤ちゃんには適していることがわかります。
エルゴのベビーキャリアは、付属品の追加購入がなくとも首据わり後から縦抱っこが可能です。また、追加でインファントインサートを購入することで新生児期からの縦抱っこも可能となります。
インファントインサートは、まだ首が据わらず体格も小さい赤ちゃんが抱っこ紐の中で不自然な姿勢にならないようサポートするアイテム。これを使用することで縦抱っこをしていても先ほど述べたような自然で正しい姿勢が保たれるというわけですね!
新生児のおんぶ・抱っこはいつからOK?
まず、エルゴのベビーキャリアを語る前に、新生児のおんぶと縦抱っこがOKになるタイミングについて確認しましょう。
おんぶの場合は、完全に首が据わってからが最低条件です。首が据わるのはおよそ生後3か月くらいですから、それ以前はどのメーカーのおんぶ紐であろうと使用をおすすめすることはできません。
また、首が据わった時期に突入しても、体格の発達には個人差がありますよね。おんぶをして赤ちゃんの膝がおんぶ紐から出るくらいまで成長してからの使用が安心です。おんぶをした時に赤ちゃんが自分の足でママの背中を挟むようになっていればおんぶOKのサイン○
次に抱っこですが、新生児は横抱っこのイメージがありますが、必ずしも縦抱っこをしてはいけないというわけではありません。
もちろん、新生児は首が据わっていないので、縦抱っこをする際には赤ちゃんの首をママが支えてあげることが条件ですが、授乳時にしても縦抱っこを推奨している産院もあるそうですよ。
ただ、重力の関係から長時間の縦抱っこは赤ちゃんの首に負担がかかりますので、縦抱っこの連続は避けるようにしたいです。
エルゴのベビーキャリアでおんぶはいつからできる?
・首据わりが完了している
・生後6か月を過ぎている
・体重が7.8㎏以上ある
・両膝がベビーキャリアから出る
という条件を満たせば、おんぶ紐として使用できるようになります。おんぶの場合は、ママから赤ちゃんの様子が観察しづらいので、上記の条件を満たしてなお、おんぶをして赤ちゃんに負担がかかっていないか確認するようにしましょう。
エルゴが支持されている理由とは?
数ある抱っこ紐、おんぶ紐の中で、エルゴが爆発的な人気を博しているのは何故でしょうか?
エルゴのベビーキャリアは、人間工学を基に設計されているので、使用するママにとっても抱っこされる赤ちゃんにとっても良いことづくし!
パット入り型ストラップと、荷重分散設計で赤ちゃんの体重をママの肩と腰に分散させてくれるため、激しい肩こり首こりに悩ませる心配がありません。
従来、肩で支えるタイプの抱っこひもを使用していたママからは”こんなに抱っこがラクになるなんて!“と驚きの声が上がることも珍しくありません。
また、エルゴノミックポジションシートを立体設計することで、赤ちゃんの自然な姿勢がキープされるので、抱っこされている赤ちゃんも快適に過ごすことができるんですよ。
その他、個人的には同等の機能をもつ他社の抱っこ紐よりもコンパクトである点、おんぶ紐として2WAY使いが可能である点もポイント◎
ハワイ発祥のエルゴは、体重20㎏の幼児まで使用できるため、少し大きくなってきてからも子どもがぐずって家事ができない時、急な発熱で病院に連れて行く時など、大きな子でも負担なくおんぶして移動することができるこのベビーキャリアはかなり重宝するアイテムだと思われます。
海外製なので作りが日本のものよりもやや大きく、パパのように骨格が大きい人でもムリなく装着できる点も嬉しいですね。
加えて、デザインの可愛さ、カラーバリエーションの豊富さ、オプションパーツの充実なども選ばれているポイントと言えるでしょう。