なたまめ茶 富士の赤なたまめ茶
☆なたまめ茶って、そもそも何!?
なたまめ茶、というのをご存知ですか?あまり聞いたことがないお茶かもしれませんが、最近その効能について注目が集まっています。
そもそも「なたまめ」とは元々中国から来た植物で、漢方薬にも使われているのです。アレルギー性鼻炎に効果があると言われており、蓄膿症や歯周病、イボなどができる病気に効果があると言われています。
そんな健康に良い「なたまめ」、では直接食べればよいのではと思うかもしれませんが、調理方法が難しくアクも強いことから直接食べるのは難しいようです。そのため体に取り入れやすく作られた「なたまめ茶」が注目を浴びているのです。
☆日本で売られているなたまめ茶の現状
なたまめは中国から入ってきた植物と書きましたが、現在日本で流通している「なたまめ茶」は外国産と国産の二種類に分けられます。外国産のほうがリーズナブルですが、まめに「添加物」が含まれているケースが多く、妊婦さんや乳幼児が飲むのはあまりおススメできません。しかし国産のなたまめ茶は、若干値段が高くても「無添加」のものが多く、国産のものであれば妊婦さんや赤ちゃんが飲んでも心配ありません。どうせ飲むのなら安心した素材を選びたいですよね。
なぜ妊婦さんに「なたまめ茶」が良いのか
まずなたまめ茶にはカフェインが含まれていません。緑茶は体に良いと言われていますが、妊娠中の体にはカフェインの含まれた緑茶を大量に飲むのは考えものです。その点なたまめ茶はカフェインレスで飲みやすい口当たり、妊娠中はもちろん授乳中の方でも安心して飲むことができます。また妊婦になると様々な体のトラブルが起きる人も少なくありません。
代表的なのが「便秘」です。大きくなった子宮が腸をはじめさまざまな内蔵機能を圧迫し、お腹が大きくなればなるほど便秘が悪化してしまう人も少なくありません。しかしなたまめ茶はデトックス作用が大きく、日常で飲んでいると便秘に作用する効果があります。またコンカナバリンAという成分が免疫力を高める効果があると言われており、風邪をひきにくくする、リラックス効果があがるなどの効能が期待できそうです。
妊娠中で「花粉症の薬が飲めない!」そんなときもなたまめ茶はおススメ
妊娠中に辛いのが「市販薬が飲めない」という事。きちんと医師に診断された薬なら妊娠中でも飲むことは出来ますが、多くの場合市販薬を自分の判断で飲む事は避けた方が良いでしょう。
しかしもともと「花粉症」を持っている人にとって薬を飲めないのは辛い事。しかしこのなたまめ茶、蓄膿症の漢方薬として古くから存在していることもあり、花粉症対策としても効果が期待できるのです。
花粉症のアレルギー薬を服用したときのように、「劇的な効果」というのはあまり期待できませんが、飲み続けることにより「緩やかに緩和」してくれるようです。花粉症などアレルギー症状による口や鼻、喉など様々なつらい症状には効果的と言われているなたまめ茶、気になった方は一度飲んでみてはいかがでしょうか。